昨夜はSassy Tomoさんのソロライブに行ってきました。
サポートはGuttiさん(G)、Shinさん(Per)
TomoさんとGuttiさんはボビーさんの古いお友達ですが
私にとっては大先輩。
なかなか気安くお話できる方々ではありませんでしたが
実は秘かにTomoさんに憧れていた私。
所用を済ませ「なんとか2部に間に合うか?」
と梅田に急ぎました。
ライブハウスに着いたのは、ちょうど休憩中。
しばらくして始まった2部の一曲目はAmazing Grace。
そうです、私はTomoさんのAmazing Graceが聴きたかったのです。
Tomoさんは素晴らしいキーボーディストでいらっしゃいますが
弾き語りを始められたのは8年前なのです。
それは、ボビーさんの葬儀の翌日のライブでのこと。
葬儀で献花の間中弾いてくださったAmazing Graceを突然歌いたくなったそうです。
急遽、家を出る直前に日本語の歌詞を作詞され、その日の本番で歌われたとか。
ボビーさんに「Tomoちゃん、歌って〜」と云われてる気がしたそうです。
のちに、その事をTomoさんとメールのやり取りで伺い
Tomoさんとは殆どお話したこともないのに、とても近く感じられ
心が温かくなったのを覚えています。
いつかTomoさんのAmazing Graceを聴かせて頂きたい。
そんな思いは、ボビーさんの遺したものを守らねばと必死で走り続けた5年間。
その後、疲れ果てて沈み込んだ時期を経て、また歌える喜びを感じられるようになった今
ようやく叶うこととなりました。
乾いた砂がさらさらと流れるような
美しいハスキーヴォイス、真っすぐで温かい歌詞。
Tomoさんは泣きながら歌われ
私も泣きながら聴かせて頂きました。
亡くなって8年経ってもボビーさんを憶って
歌ってくださる事への感謝。
今となっては亭主と云うよりも完全なソウルメイトである
ボビーさんを改めて自慢に思う夜でした。
Tomoさんのオリジナル曲は、とても優しいのに強いメッセージが心に深く入り込みます。
そしてGuttiさんのギターは、Tomoさんの歌とピアノの隙間を泳ぎます。
Guttiさんのセンスは本当に素晴らしいなぁ〜♫
Tomoさんは、ご自分で「歌は上手くないから」と云われますが
歌心のある素晴らしいプレイヤーが「上手くない」ワケもなく、本当にステキだったのです。
2年振りのソロライブと仰ってましたがこれからも、もっともっと歌って頂きたい。
そして、たくさんの方に聴いて頂きたいと思いました。