自分の声について Part 4

ほとんどボヤキのような このブログに
思いのほか反響を頂いてちょっとビックリしております。
声について悩んでいる人は多いのだなぁと改めて感じます。

高音域になるほど声帯の振動数を上げるために
声帯を張りつめなければなりません。
最小限の力で必要な筋肉だけを使えたら楽に歌えるんだろうけど
言葉で云うほど簡単ではないですよね。

数あるトレーニング方法を試して 自分にしっくりくるものを
見つけるしかないのです。

と云うワケで…。
facebook でリクエストを頂いたので
私の「たこ踊りトレーニング法」をちょこっとご紹介します。

これは NY で Ingrid から伝授されたトレーニング法。
彼女のお父様は、かの Michael Bolton のヴォイストレーナーで
数々のシンガーを育てた実績を持つ。

彼女自身も素晴らしいシンガーでありトレーナーだった。
彼女の声はメチャクチャ鳴った!
そう、身体という楽器から声が鳴ってるのだ!
「なんじゃこりゃ~!!」
もう目から何枚鱗が落ちたコトやら。

彼女からは沢山の事を学んだが
そのトレーニング法はものすごく変わっていた。
ほとんど人前でできるものはない(苦笑)
「たこ踊りトレーニング」もしかり。
なので、ここでは拙い文章で説明させて頂きます。

最初に断っておきますが「たこ踊り…」は
その動きから私が勝手に命名したのであって
Ingrid がつけた名称ではありませんのであしからず(笑)

まず、足を肩幅に開き下腹のツボを意識して下半身を安定させます。
ほんの少しだけ膝を曲げた方が更に安定するかも。
ウエストから上をタコになった気分でクネクネします。
肩から指先はタコの足のごとくヒラヒラ ユラユラ。
頭も前後左右にグルグル ユラユラ。
まるで軟体動物になった気分でクネクネ ユラユラ。

この状態で歌うのです。
ね?! 人前でできないでしょ?!(爆)

要は、顎 首 肩に力を入れることができない状態にして
発声するというトレーニングです。
クネクネすることで顎が上がったり下がったりするので
このさい、発音の正確さは無視。
しっかりした発声と正しい音程を目指します。

最初はまともに歌えません、もちろん!
高音域なんかすぐにひっくり返っちゃいます。
そして、しっかり歌おうとすると
とたんにクネクネできなくなるのです。
自分が喉に力を入れてしまう瞬間が判るのですね~。
コワイですね~。

理論的に頭で理解するより
顎 首 肩を緩めることを身体にたたき込むのです。
クネクネしながら、しっかり歌えるようになったらホンマもん!

こんなんで悩んでる皆さんのお役に立つのか
甚だ疑問ではありますが(汗)
興味のある方は鼻歌から始めてみてはいかがでしょ(笑)