自分の声について Part 1

歌を始めたころ、自分の声について深く考えたことはなかった。
ただ英語の歌を覚えて、ただ歌うことが楽しかった。
黒人音楽に目覚めるとオリジナルのキーでは歌えなくて
自分の声が人より低いのだと、ようやく気づいた。
それでも「キーを下げて歌えばイイやん」ってことで
これまた深く考えなかった。

ところがゴスペルを始めてから猛烈にコンプレックスを感じるようになった。
一人で歌ってるわけではないから私にキーを合わせるなんてできない。
当然、オリジナルキーで歌うのが基本になる。

私はアルトを担当していたが それでもしんどかった。
クワイアのメロディーは、あまり動きがない。
チェストヴォイスのピークではないけれど
いや~な高さの音を連続して発声するのは非常にしんどい。

そして私の声は太くて仲間の声と全然混ざらない。
いや、太いから混ざらないのではなく、ただ歌がヘタクソだっただけなんだけど
その時は全てを声のせいにしていたかも。

実際、黒人のクワイア達は、太くてザラザラした声の人がイッパイいるけど
ガッツリ混ざってワンヴォイスになってるもんね。

歌を始めてからゴスペルにたどり着くまで、かなりの時間があったにも関わらず
ここへ来て、ようやく発声について勉強しはじめた。
思考錯誤の連続で、今から思えば何ともヘンテコな発声をしてた時もあったなぁ(汗)

低くて、太くて、暗くて、詰まった声。
どんどん自分の声がきらいになっていった。

あぁ、改めて文字にするとキツいなぁ。
自分の声がキライだなんて、ネガティブ~~~(苦笑)

ここまで読んでくださった皆様、ご安心を!
最近ようやく好きになってきました(笑)

なので、今に至るまでの暗中模索、思考錯誤、紆余曲折、支離滅裂を
ぼちぼちブログに書いて行きたいと思います。
と云うコトで本日はここまで。
楽しくないブログだったらごめんね(汗)