５月３１日、三宮チキンジョージで行われたSunday Night Live 20周年記念ライブに行ってきました。
阪神大震災から２０年。
毎月休むことなく、Shoさんが続けて来られたライブです。
その記念すべき節目のライブで歌わせて頂けたことは、私にとっても大きな意味を持つものとなりました。
Shoさんの弾き語りから静かに始まったライブは、進むにつれて素晴らしいゲストが入れ替わり立ち代わり、贅沢な演奏が繰り広げられて行きます。
ライブ中盤、ブーケンさんがギターを下げて現れると、「コーホちゃん、おいで〜」と私をステージに上げてくださったShoさん。
客席で素晴らしい演奏を楽しんでいた私は、布袋を肩から下げたまま慌ててステージ上へ。
まるで買い物帰りのオバさんです（苦笑）
しかし、伝説のバンド「Eddie, Buken & Sho」のお二人の演奏で歌わせて頂くなど、そう経験できるものではありません。
この日、初めてご一緒してくださった高野正明さんのパワフルなドラムプレイも素晴らしく、竦んでしまいそうな気持ちを奮い起こして精一杯歌わせて頂きました。
震災直後、京都RAGで予定していたライブが開催不可能となり
Shoさんと西野さんが旗を振って急遽チャリティーライブが行われました。
賛同した沢山の出演者をステージ上で完璧に仕切る西野さん。
そして、ご自身も被災者でありながら多くの被災された方々のために歌うShoさん。
最後の「You Are So Beautiful」はShoさん以外、演者も観客も全員が泣いていました。
まだ元気だったBobbyさんも鍵盤に大粒の涙を落としながら演奏していたのを忘れることができません。
ご自身は心で泣きながら、その場の全ての人を泣かせたShoさんの歌は今も耳に残っています。
あれから２０年。
チャリティーライブを続けるのは、どれだけのご苦労があったことでしょう！
Shoさんの強い信念と行動力を心から尊敬します。
そしてこれからも、いつまでも続けてください！
こんなに素晴らしい先輩が前を歩いてくださることに、改めて大感謝です。
