前回、歯茎が腫れたお話の続編。
休み明けに経過を観てもらうため歯医者さんへ
わたし的には、治りかけの歯茎を確認してもらって終りのつもりだった。
せっかく行ったので腫れてた時の写真を
「センセ~、こんなんなってん、痛かったわ~!」
と自慢げにお医者に見せた。
「こんなもん撮ったんかいな」
と笑ってもらえると思ってたのに、何故がセンセの眉間にシワが
「あれ⁈センセ引いてる⁈」と思った瞬間、「チョット痛いよ」と麻酔を打たれ
なにやら検査らしきことが始まった
なんで~~~っと心は叫んでいたが身体は固まったまま
あとは何をどうされたのか判らないまま10分ほど経過。
「歯根にねぇ、亀裂がねぇ、入ってるねぇ」
「………」
「こうなると、どうにもならんのよねぇ」
「………」
「抜歯するしかないのねぇ」
「え”~~~、ば、ばっしぃ」
ポッコリ膨らんだ歯茎の部位が歯根亀裂の疑いを指し示していたらしい
「こんなトコ腫れるの、オカシイのよねぇ」
ウケを狙った行為が思いも寄らぬ原因究明に繋がったことは
不幸中の幸いだったかもしれないけど
いきなり抜歯だなんて…
実は私、無類の甘いもの好きで子供の頃から虫歯だらけだった
「歯ぁ痛い~」と泣きながらチョコレートを頬張っていた。
自慢じゃないが口の中に新車が買えるほどつぎ込んでいる
それがとうとう抜歯とは…
差し歯だらけでも根っこは自前ってことがギリギリのプライドだった
その根っこを失う喪失感
歯に限らず身体に良くないと知りながらやってることはいっぱいある
自分の身体なんだからイイじゃんか!と若い頃は思ってた。
肉体は神様から頂戴した魂の船
今世の目的に辿り着くまでは大切に使わんとイカン
それを心で理解したのはずいぶん大人になってからだった。
イヤ理解しても尚、続く愚行
しかも今世の目的も未だ定まらず
今夜の半身浴の友はイルコルボ バスパウダー。
これ、メチャ温まりますが残り湯を洗濯に使えないのが残念