コリアンタウンまつり ライブ報告

image生まれ育った町、生野コリアンタウンまつりで歌わせて頂きました
雨の中、公園ステージに集まってくださった皆さま、有り難うございました。
華やかな民族衣装での踊りや演奏で観客を魅了した出演者の皆さま、お疲れさまでした。
ずぶぬれになりながらテキパキと働いてくださったスタッフの皆さま、お疲れさまでした。
コリアンタウンを愛するスタッフの皆さまのお陰で気持ち良くそして楽しく歌わせて頂きました。

これまではお客さんとして楽しんでいたコリアンタウンまつりも今年で7回目だとか。
回を増すごとに盛り上がっていく、このおまつりに参加させて頂くことになるとは!
お声を掛けて頂いたJuljaさんに感謝です。

「いくの」は私の出身地。
故郷に錦を飾る。。。とは大げさですが
いざステージに立つとやっぱり特別な気持ちになりました。

韓流ブーム以降、コリアンタウンは観光地のようになっていますが
在日韓国人に対する差別や偏見は時代や地域によってかなり差があるように思います。
私がこれまで韓国籍であることを隠した事がないのは強い意志を持っていたからではなく
多感な子供時代を地域に守られていたからだと改めて感じました。
理不尽な偏見で不快な思いをしたことがないと云えばウソになりますが
その経験は、目の前で起きた事象を客観的に判断できるくらい成長してからのこと。
そして私が選んだ音楽の道では、肌の色や国籍で差別する人と出会ったことがありません。
ミュージシャンとは究極の平和主義なのですね。

やっぱり音楽は世の中を変える力を持っている!
絶対ミュージシャンになるぞ!と強く決意したこともなく
ただ歌が好きで、気がつけばなんとなく続けていた私でしたが
その導きに心から感謝した一日でした。
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