自分の声について Part 2

黒人のシンガーってどうしてあんなにレンジが広いんでしょうね?
声帯の形がそんなにも違うものなんでしょうか?
それぞれの人種の声帯の画像を見比べてみたいもんです。

黒人クワイアのパワフルなクワイアに近づきたい一心で
力一杯 無理な発声で歌いまくる。
当然、喉がヘタってピッチが悪くなる。

クワイアの中では混ざらないのに
リードをとると私の暗い声はクワイアに埋もれてしまう。
自分の声をモニターできなくて更に声を張り上げる。
コンテンポラリーゴスペルが中心だったのでバンドの音数も多いし
ワンマンライブでは20曲くらい演るから終盤は もうヘトヘト。

パワー全開のクワイアの中でリードの歌声を前面に出すために
黒人のソリスト達は、ほんの少しだけピッチを上げて歌うそうです。
正しい音で歌う事すら難しい私に そんな技できるわけないやん(涙)

まぁ、そんな高度な技は出来ないにしても
できるだけ喉に負担を掛けずに
安定したピッチで、しかもパワフルに歌いたい。

かくして私の「正しい発声への旅」は始まったわけなんですが
これがトンネルだらけでなかなか光が見えない。

仲間たちもそれぞれ努力していたのだろうが
他人は、いとも簡単に歌っているように見えたりする。
私が一番年長だったにも関わらず、ひがんだり ねじれたり
もう劣等感の固まりでした(苦笑)

それでも続けて来れたのは素晴らしい仲間達と
ワンヴォイスになった瞬間があったから。
15年間の中で数えるほどしかなかったけれど
あの一体感は忘れられないし、やみつきになった。

実際、彼らは今も素晴らしい。
グループを卒業した今 お客さんとして彼らのライブを観て素直に感動する。
一曲目の声の立ち上がりの素晴らしさに鳥肌が立つ。
こんなステキなクワイアに居たんだなぁと
今も私の誇りです。

なかなか本題に入れませんがご容赦を(汗)
本日はここまで。


自分の声について Part 1

歌を始めたころ、自分の声について深く考えたことはなかった。
ただ英語の歌を覚えて、ただ歌うことが楽しかった。
黒人音楽に目覚めるとオリジナルのキーでは歌えなくて
自分の声が人より低いのだと、ようやく気づいた。
それでも「キーを下げて歌えばイイやん」ってことで
これまた深く考えなかった。

ところがゴスペルを始めてから猛烈にコンプレックスを感じるようになった。
一人で歌ってるわけではないから私にキーを合わせるなんてできない。
当然、オリジナルキーで歌うのが基本になる。

私はアルトを担当していたが それでもしんどかった。
クワイアのメロディーは、あまり動きがない。
チェストヴォイスのピークではないけれど
いや~な高さの音を連続して発声するのは非常にしんどい。

そして私の声は太くて仲間の声と全然混ざらない。
いや、太いから混ざらないのではなく、ただ歌がヘタクソだっただけなんだけど
その時は全てを声のせいにしていたかも。

実際、黒人のクワイア達は、太くてザラザラした声の人がイッパイいるけど
ガッツリ混ざってワンヴォイスになってるもんね。

歌を始めてからゴスペルにたどり着くまで、かなりの時間があったにも関わらず
ここへ来て、ようやく発声について勉強しはじめた。
思考錯誤の連続で、今から思えば何ともヘンテコな発声をしてた時もあったなぁ(汗)

低くて、太くて、暗くて、詰まった声。
どんどん自分の声がきらいになっていった。

あぁ、改めて文字にするとキツいなぁ。
自分の声がキライだなんて、ネガティブ~~~(苦笑)

ここまで読んでくださった皆様、ご安心を!
最近ようやく好きになってきました(笑)

なので、今に至るまでの暗中模索、思考錯誤、紆余曲折、支離滅裂を
ぼちぼちブログに書いて行きたいと思います。
と云うコトで本日はここまで。
楽しくないブログだったらごめんね(汗)


yaju 京都2連チャン

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1月27日 伏見 シルバームーン。

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2月3日 木屋町 わからん屋。

京都でのライブは久しぶり。。。と思えば2週続けて演っちゃいました(笑)
シルバームーンは西野さんとデュオ演り始めたくらいの時以来
もう5~6年ぶりになるのかしら?
相変わらずマスターは男前やし、お店も美しかった!
なにより歌いやすいお店です。

そして、わからん屋。
こちらは初めてのお店ですが これまたステキなお店なのです。
京都にはエエ感じのお店がたくさんありますね!

続けて同じセットでライブするってメチャ大事ってゆうか
気づきがいっぱいあって勉強になります。

西野さんとドンドン近づく感じが嬉しいし、楽しい。
もちろん腕やないですよ!気持ちの部分で f~ ~;)
まあ、腕もしっかり付いて行きたいところですが。。。

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わからん屋でご一緒した 小松哲也とナンセンス×2 さん。

実はこの日のライブはナンセンス×2にお招きいただのでした。
ギターの多田くんは西野さんのお弟子さん。
さすがに西野さんの香りをしっかり受け継いだステキなギタリスト。
多田くんのオリジナル曲がまたロマンティックで良かったんですわ。

ヴォーカルの小松さんの胸に響くストレートな歌もステキ。
植田さんと土井さんのパーカッションも何とも贅沢。

また是非ご一緒したいです。


スマホと鼻くそ

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昨年11月のこと。
友人が二歳の息子を連れて遊びに来てくれた。
お父ちゃんゆずりの人懐こい笑顔とお母ちゃんゆずりの賢さ。
なんと可愛いボンやろか!

手に持っているのはお母ちゃんのスマホ。
なんと彼は二歳にしてゲームアプリを使いこなすのだ!
小さな人差し指を優雅にスライドさせてゲームを進行してゆく。
ホンマにぶったまげた!

と同時に、物心つく前からスマホで遊ぶ彼が急に遠い人に感じられ
なんか寂しくなってしまった。
パソコンもスマホも、ほんの一部の機能しか使えない私(汗)

二歳でスマホのゲームをするくらいだ!
これから彼は、その可愛いお口で私の知らない用語をペラペラしゃべり
どんどん発展してゆくITを人差し指でブンブン使いこなしてゆくのだ。

取り残された感に浸っていた、その時。
スマホの画面に踊らせていた人差し指を彼はおもむろにに鼻の穴にブッ刺し
指先に引っ付いてきた鼻クソを私の手のひらに擦り付けた。

おそらく誰にも教わったことのない、この行為は。。。
そう!人間の本能だ!
どんなに時代が変わっても、技術が進歩しても変わらないものがあるんだ!
私と彼は同じ人間なんだ!
急に彼との距離が無くなった気がした。
私は手のひらの鼻クソを見つめながら不思議な安堵感に包まれていた(笑)


玲ちゃん&純ちゃん ソウルライブ終了

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昨年10月某日、玲ちゃんファミリーとのお食事会で「一緒にライブしようぜ!」
ってことで盛り上がり実現した今回のライブ。
ミュージシャンは皆さん四半世紀のお付き合いの旧知の仲。
おっと井山さんは今回初めてご一緒しました。
あまりにも馴染んじゃって初めてとは思えない(笑)
噂には聞いていたけどメッチャ素敵なピアニスト!
彼のブルースは素晴らしかった!

全ての音が心地良かった~♫
余計な事考えずドップリ歌う事を楽しめた。
絶対また演りたい!必ず演ります!

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玲ちゃんと初めて会った時は、まだ高校生だったのに
すっかり大人の女性になっちゃって歌もビックリするほど上手くなってた!
これからが楽しみな美人シンガーです。

玲ちゃんは「コーホさんがお母さんだったらイイのにぃ~」と昔から慕ってくれた。
その美貌をお母さんである環さんからガッツリ受け継いでおきながら
贅沢なコトを云う娘である。
慕って頂けるのは有り難い話だが実は戸惑っていた私。
何を隠そう私は男の子の親になりたかった。
朝の新聞配達から帰ってきた息子に「おかん!腹減った!メシしてや~!」と叩き起こされ
眠い目を擦りながらもイソイソと朝ご飯を支度する図を夢見ていたのだ。

しかし、今回玲ちゃんと一緒に歌って「娘もエエなぁ~」と。
これからは時々、玲ちゃんと母娘ゴッコして遊んでもらう事にしよう(笑)