One Night

アルバム Seven Year Itch に収録されている One Night。
これも長く歌わせてもらってます。

その昔、敬愛するシンガー トシ新町さんが歌ってらっしゃるのを聴いて
私も歌いたい!って思ったのです。
男性が女性の歌をうたうのも、いいですよね〜!
新町さんの One Night 本当にステキでした^ ^
そう云えば新町さんEtta Jamesの曲を多く歌ってらっしゃいますね。

バカだと云って突き放してよ
あなたへの憧れを口にせずにいられない私を。
独りよがりの愛で参ってしまったわ
それでも真っすぐな想いはあなたへ向かってる。
一夜でいいからあなたの腕の中で眠りたい。

と云った切ない片思いの歌でしょうか。

image
写真はヒトミ君が元気だった頃、お泊まりに来てた姉が撮ってくれたもの。
3人があんまり仲良く眠ってたからですと^ ^
今となっては大事な思い出の写真です。
奇しくも今日はヒトミ君の8回目の月命日。
あ、日付が変わっちゃったから昨日か。

甘えん坊のヒーちゃん、もう一度君を抱っこして眠りたいよ。


カレー屋さん

image image

先日、オフィスの近くで見つけた可愛いカレー屋さん。
目指すお店があったにも関わらず、あまりの可愛さに引き寄せられてしまいました。
狭い狭い三角の敷地の一階が厨房と雑貨ショップ。
二階が客席で、ロフトのような三階にも可愛い雑貨が並んでいました。

image image

インドが大好きでいらっしゃるんでしょうね〜。
お店に置いてる雑貨は、直接インドに仕入れに行かれるそうです。

おそらくご夫婦であろう若い男女が切り盛りしていて
漆喰の壁や壁画、飾り窓などは厨房に立つ男性の手作りだとか。
自分で物作りされる方、大好きです♡
ホントにステキ!
若い二人を応援したくなっちゃいました ^ ^

image
ワンプレートのランチはカレーが三種類も楽しめます。
いろんな種類をチョットずつ楽しめるのは
女性には嬉しいですよね。
どれも、とっても美味しかったです。

行ったコトは無いけれどインド好きの私。
無性に部屋をインド風に模様替えしたくなりました(笑)

大阪ローカルですが是非行ってみたいって方は詳細お知らせしますよ ^ ^


Sweet Little Angel

今回は私が初めて歌ったBlues、Sweet Little Angelについて。

云わずと知れたBBキングの名曲ですね。

内容は。。。

俺のかわいい天使
羽を広げる仕草が大好きさ
その羽で包まれる時、最高に幸せなんだ
5セントせびったら25ドルくれた
お前に捨てられたら俺は死んじまう
もう愛してないと言うなら理由を教えてくれ

と云うもの。

飲んだくれのヒモ男が売れっ子ダンサーの彼女に捨てられそうになって
未練タラタラでしがみついている図を勝手に妄想する私。

私が歌っているのは、もちろんEtta Jamesバージョン。
男性と女性を入れ替えて歌っています。
I’d Rather Go Blindに続き、彼に捨てられてばっかりですな(苦笑)
Rhythm & BluesやBluesの恋愛歌は、やっぱり悲恋が多いですよね。

Sweet Little Angelの中の私は、I’d Rather Go Blindの思いつめる女性と違って、ちょっと蓮っ葉で不良な感じかな?
ひょっとすると、お酒に吞まれちゃうタイプかもしれませんね〜。
彼がいないと生きて行けないと云いながら、いざ捨てられても
すぐに新しい彼を見つけてしまう逞しさを持ってそうだな^ ^

これまた勝手な妄想ですが。。。
こんなちょいワル女史に憧れたりする満月の夜^ ^


大切な曲を歌うコト

私のレパートリーは、やっぱり大好きなEtta Jamesの曲が多いワケですが
なかでも最も思い入れの深い曲はI’d Rather Go Blind。
もう、なが〜い間歌い続けていますが歌うほどに大切な曲になっていきます。

オリジナルはClarence Carterと云う盲目の男性シンガーの曲で
「君が他の男のもとへ去って行くのを見るくらいなら盲目になってしまいたい」
と云う切ない歌を淡々とギターで弾き語ります。

Ettaにとっても代表曲であろう、この曲はたくさんのライブ音源や映像があり
またスタジオレコーディングも幾つかあるようです。
私のお気に入りは、アルバムDeep In The Nightに収録されているBlind Girl。

他の女性に気持ちが移ってしまった彼への想いを身を引き裂かんばかりの情念で歌いあげるEttaに
ハートを鷲掴みされてしまったのですね〜。
あ〜、この歌が歌いたい!
この時から、もう何回歌ったか分からないくらいだし内容も十分理解しているつもりだったのですが
それは「頭で考えて理解できた」と云うコトで
本当の意味で消化しているのとは違うのかもしれないな〜と最近思うのです。

歌の上手さや表現力といった、テクニックが拙いのとは別の意味で
なんと云うか。。。
例えば、去って行く彼の足に追いすがるような惨めさを
むき出しの自分で歌ってしまう気迫のようなもの。
それは、歌おうとするのではなく
思わず、歌ってしまうのでないと伝わらない気がするのです。

むき出しの自分を晒すのは勇気の入るコトですよね。
でも表現するというコトは、そういうコトなんですよね。

こんな当たり前のコトをまたもやムニムニと考える夏の夜。
私のI’d Rather Go Blindを聴いてくださる方のハートを
どうしても鷲掴みしたいワケなのです。


これが最後

昨夜は京都ラグでBLACK BULLETのライブに行ってきました。
メンバーは、最強のこの4方。
西村ヒロさん(Blues Harp,Vo)
西野やすしさん(Guitar,Vo)
江川ほーじんさん(Bass)
岡地曙裕さん(Drums)
毎回、素晴らしいパフォーマンスで魅せてくださいます♬

西野さんのライブに行くと、いつもステージに上げてくださ
るのですが昨夜も、この一流のミュージシャンの演奏で
一曲歌わせて頂きました♪(´▽`)
しかも浴衣で ^ ^
写真はお気に入りの帯、変り角出しと云う結び方です^ ^

image

 

 

 

 

 

 

実はBLACK BULLETで歌わせて頂くのは昨夜で3回目。
最初は昨年の夏「遊びにおいでよ!」と西野さんに誘っていただき
ワケも分からずステージに乗っかってしまいました。

2回目は昨年の秋、BLACK BULLETとYaJuでご一緒した時
YaJuのステージの最後に「おーい、みんな上がって来いよ」と西野さんのかけ声に
BLACK BULLETのメンバーが演奏してくださったのです。

世間知らずで鈍感な私でも、2回目はさすがに…コリャ「凄い」が「過ぎる」やろ?と怖くなりました。
こんな凄い方達に私ごときの歌伴をして頂くなんて申し訳ない、とか
西野さんに恥をかかせてしまってるんじゃないかしら?、など
もう、ネガティブ思考全開!
そして、とうとう冬のライブに行った時は
せっかく歌わせてくださると云うのを辞退してしまったのです。

これまで、幾度となく「今を精一杯生きるのだ〜!」と決心しながら、なんとも情けないお話です。
危険を冒さず傷つくコトなく、こじんまりまとまろうとするクセは、なかなか抜けません(~ ~;)

ところがこの夏の始め、私の小さなプライドが情けなくも傷ついてしまうと云う出来事がありました。
そしてむかえた西野さんのバースデーライブ。
いつものように「一曲歌いぃや」と誘ってくださる西野さん。

小さなプライドが自分への怒りとなって爆発したんでしょうな。
もう、ヤケッパチです。
そこには、上手く歌おうと云う小賢しさは微塵もありませんでした。
ピッチは届いてないし完成度の低い歌だったのにも関わらず
お客さまもミュージシャンも最高に喜んでくださったのです。

何かが吹っ切れた瞬間ですね。

本当にこれが最後の歌になるかもしれん、と思ったら上手く歌おうなんて考えないですよね?
今の思いを精一杯歌に込めるだけですよね?

確かに反省や改善するための努力は必要だけど
その瞬間は心を歌うだけなんだ!
そんな当たり前のことをようやく頭ではなく魂で理解することができました。

昨夜のBLACK BULLETのステージで一流のミュージシャンの胸を借りて
これが最後になっても悔いはない歌を歌わせて頂きました。
感謝!!