こんな豪華なコンサートが毎年4月30日に世界のどこかで行われていたのですね!
2014年は日本、しかも大阪。
いくらジャズに疎い私でも行かないワケにはいきません^ ^
すごいビッグネームが次から次へとステージに現れては、一瞬にして観客を引き込んでいきます。
ユネスコ主催の「International Jazz Day」
ジャズを通して、全ての文化・社会の対話と理解を求めると云うメッセージを熱く語るHerbie Hancockのスピーチが素晴らしかった!
Kenny Garettは東日本大震災への思いを日本語でスピーチしてくれました。
ブラックミュージックのルーツであるブルースについて語ってくれたDee Dee Bridgewater。
素晴らしい演奏や歌だけでなく、コンサートの趣旨や、音楽の歴史
そして音楽が持つ無限の力を語り聞かせてくれました。
あぁ、音楽って本当に素晴らしい!
感動で胸が熱ぅ~くなりました(;;)
大物プレイヤー達の演奏は、もちろんのこと
やっぱり歌い手としては、Dee Dee BridgewaterやLalah Hathawayのステージを一番楽しみにしていたのです^ ^
そこへ、なんとDionne Warwickまで登場するという豪華さ!
もう大興奮ですやんか~~~!
そして、注目していたEsperanza Spalding。
Dee Deeのバックではウッドベースを
Lalahのバックでフレットレスのエレキベースを弾く姿の美しいこと!
容姿端麗にして一流のベース・テクニックを持ち、歌まで素晴らしいというEsperanza。
期待していた弾き語りは無かったけれど
ラストのオールスターのImagineでワンコーラス聴かせてくれました^ ^
軽やかに舞う蝶のような歌声にすっかりファンになってしまいました。
マリから来たOumou Sangareもカッコ良かった!
実は、あんな風に土臭い歌もいつか歌ってみたいのです。
ラストのImagine、出だしはLalahから。
低いポジションから「Imagine there’s no heaven…」と歌い出すその声は
「Hang on to the world…」と歌い出すSomeday we’ll all be freeのDonny
Hathawayそのもの。
あぁ、DonnyはLalahの中で生きているのだと胸が一杯になりました。
日本が誇るピアニストの秋吉敏子さんや名だたる日本人プレイヤーの演奏も聴けたし、
Shelia Eは相変わらず美しくカッコ良かったし、もう大満足!
大阪城からテクテク歩く自宅まで30分の道のりを
コンサートの余韻と少し冷たい風が私を包む。
しつこいですが。。。
音楽って本当に素晴らしい!