コリアンタウンまつり ライブ報告

image生まれ育った町、生野コリアンタウンまつりで歌わせて頂きました
雨の中、公園ステージに集まってくださった皆さま、有り難うございました。
華やかな民族衣装での踊りや演奏で観客を魅了した出演者の皆さま、お疲れさまでした。
ずぶぬれになりながらテキパキと働いてくださったスタッフの皆さま、お疲れさまでした。
コリアンタウンを愛するスタッフの皆さまのお陰で気持ち良くそして楽しく歌わせて頂きました。

これまではお客さんとして楽しんでいたコリアンタウンまつりも今年で7回目だとか。
回を増すごとに盛り上がっていく、このおまつりに参加させて頂くことになるとは!
お声を掛けて頂いたJuljaさんに感謝です。

「いくの」は私の出身地。
故郷に錦を飾る。。。とは大げさですが
いざステージに立つとやっぱり特別な気持ちになりました。

韓流ブーム以降、コリアンタウンは観光地のようになっていますが
在日韓国人に対する差別や偏見は時代や地域によってかなり差があるように思います。
私がこれまで韓国籍であることを隠した事がないのは強い意志を持っていたからではなく
多感な子供時代を地域に守られていたからだと改めて感じました。
理不尽な偏見で不快な思いをしたことがないと云えばウソになりますが
その経験は、目の前で起きた事象を客観的に判断できるくらい成長してからのこと。
そして私が選んだ音楽の道では、肌の色や国籍で差別する人と出会ったことがありません。
ミュージシャンとは究極の平和主義なのですね。

やっぱり音楽は世の中を変える力を持っている!
絶対ミュージシャンになるぞ!と強く決意したこともなく
ただ歌が好きで、気がつけばなんとなく続けていた私でしたが
その導きに心から感謝した一日でした。
imageimageimageimage


G’s Bar ライブ報告 後編

image前編で紹介したT氏はディープソウル好きが高じてDorothy Mooreを来日させてしまったほどの方。
そのT氏の依頼でBar MIRCLEの川畑さんが聴いた事もない私の歌に看板を使わせてくださいました。
そして、このお二人が呼んでくださるお客さまは耳の肥えた方ばかりです。
そんなプレッシャーの中でも、伸び伸び歌う事ができたのはJIMI橋詰Trioの温かい演奏のお陰。

実は27年ほど前、歌のレッスンに通いBlack Musicに傾倒し始めたころ、ボビーさんの教室の発表ライブで演奏してくださったのが橋詰さんだったのです。
その後の橋詰さんのご活躍を陰ながら応援していた私ですが
27年の時を経てステージをご一緒するこになるとは思いもよりませんでした。
人生、ホントに何が起こるか分からないものですね(^ ^)

ライブ用の資料を送って以来、幾度も質問や問い合わせの連絡を頂き
9月の品川でのライブにもT氏と共にお越しになりました。
私の歌をいかに聴かせるか、私の声の良い部分をいかに前に出すか研究を重ねてくださっていたのです。
リハーサルが終わってもひと時もスティックを離さないひたむきな姿勢には多いに触発されました。

その橋詰さんが全幅の信頼を寄せるベースの郡司さんとキーボードの中道さんも素晴らしいプレイヤー。
当日初めてお会いして一度のリハーサルでライブに挑んだとは思えないくらいの安心感を持って歌わせて頂きました。
JIMI橋詰Trio、本当に素晴らしいバンドです!

お客さまにも楽しんで頂き、そしてT氏と川畑さんにも喜んで頂いたライブでしたが
個人的には反省点もいっぱいで今後の課題もてんこ盛り(^◇^;)

次回はサザンソウルのレパートリーを増やす予定です♫
バンドが固まったら大阪のお客さまにも聴いて欲しい!
そんな野望に今からウキウキです(笑)


G’s Bar ライブ報告 前編

imageSoul Bar MIRACLE Presents 皇甫純圭+JIMI橋詰Trio にお越しくださったお客さま、有り難うございました。
G’s Barマスターの多田さん&スタッフさん、お世話になりました。
JIMI橋詰Trioの素晴らしい演奏で気持ち良く歌わせて頂きました!

今回の企画はSoul Bar MIRACLEのマスターである川畑さんとT氏のご尽力で実現したライブでした。
T氏との出会いは10年ほど前。
私の連れ合いであるボビーさんのライブに来られたのがキッカケでした。
私の歌を気に入ってくださったT氏から「是非、東京に歌いに来なさい!」と誘って頂いたのですが
実はそのころボビーさんの胃ガンが発覚した直後で、正直なところ私の心は歌どころではなかったのです。
というより歌うことが辛くて仕方なかった。
歌は、心の鏡です。
何を歌っても押さえきれない悲しみと不安が涙となって溢れてくる。
そんな感情を押し殺して歌うのは、それまで経験したことのない苦しみでした。
本人と私の希望で病気の事は周囲には伏せていたこともあってか淡々と日々を過ごし、それまでと変わりなく音楽に全力で取り組んでいたボビーさん。
それなのに私は彼の病気のことで頭がイッパイで仕事も歌も投げ出してしまいたかったのです。
「あぁ、私は幸せでないと歌えないんだ」と自分の歌への情熱の浅さを思い知りました。
しかし「もう歌いたくない」と駄々をこねる私をボビーさんは頑として許してはくれず、
T氏との出会いもそんな中でのことだったのです。
せっかく頂いたお話もその時の私にはうわの空、全く失礼なことをしたものです。
無礼をお詫びすることもないまま月日は流れ、もうお会いすることもないのだろうと思っていました。

ところが昨年の関東ツアーライブにT氏がお越しになったのです。
10年も前に一度聴いただけの私の歌を覚えていてくださったことへの感謝で胸がいっぱいになりました。
そして、今年の関東ツアーでも2カ所に足を運んでくださり、改めて今回のライブのお話を頂いたのです。

あの時、歌を辞めたいと云った私を許してくれなかったボビーさん。
11月10日は9年目の命日です。
T氏との再会と今回のライブを喜んでくれているかな?^ ^

前置きが長くなっちゃいました(苦笑)
ライブ報告は次回に続く^ ^


DOUBLE SOUL NIGHT ライブ報告

imageMUsic Bar S.O.Raにお越しくださったお客さま
そしてスタッフの皆さま、ありがとございました!
大型台風が近づくなか、2回目のDOUBLE SOUL NIGHTも
大盛況で終えることができました。
大好きなミュージシャン方と憧れのスーパーボーカリストQUNCHOさん。
お客さまにはもちろんのこと、私にとってもまことに贅沢なライブでありました^ ^

 

 

image前半は私のソロ、後半はQUNCHOさんのステージに私が絡むという構成は1回目と同じですが
デュエットやコーラスが増えた分、事前に練習したいと云う私の我がままを快諾いただいて、ライブ前日に俊樹さんのスタジオでリハーサルさせて頂きました。

ひと通り音合わせしたあとの雑談のなかで、今後やりたいことなど語ってくれたQUNCHOさん。
もう十分に完成されたスーパーボーカリストが更なる高みを目指す姿勢に、感動のあまり「今の瞬間を残させてください!」と思わず写真を撮ったのがこの一枚^ ^
魅力あるミュージシャンは、エエお顔してはりますね!
素晴らしい先輩方に良い影響をイッパイ頂いて、私もステキな歌い手になるのだ!

ライブ後には俊樹さんが早速3回目をブッキングしてくれました。
次回は更にQUNCHOさんのステージに浸食する予定^ ^
来年4月12日のDOUBLE SOUL NIGHT Vol.3は、もうSam & Daveみたくなっちゃってるかも(笑)


Match Boxライブ報告

image鳥取Bar Match Boxにお越し下さったお客さま、有り難うございました。
清水さん、サポートしてくださった要ちゃん&進ちゃん、有り難うございました。

8月に予定していたライブが台風で延期となり、雪の季節になる前にと決めたこの日もなんと台風予報。
嵐を呼ぶのは西野さんか?はたまた私なのか?(~ ~;)
それでも何とか直撃を免れてライブを決行できたことに感謝です。

対バンの「ゴールデンアワー」の博子さんとダニーさんと初めてお会いしたのは2年前の京都西院ブルースフェスティバル。
こうして彼らの地元でご一緒させて頂けるのは本当に嬉しいことです。
ファンキーなバンドもステキだったけど、博子さんとダニーさんのハーモニーも素晴らしかった!
失礼ながら地方で音楽活動を続けるのは簡単なことではないと想像します。
それでも、たった2人から始めて今では12人(この日は8人)の大所帯だとか!
音楽に懸ける情熱がそのまま音になったようなバンドでした。

YaJuもそんなパワーを頂いて思いっきり弾けることができました^ ^
前半は西野さんとのデュオ、後半は地元の実力派ドラマー要ちゃんとベースの進ちゃんにサポートして頂いてバンドサウンドで。
先に送っていた資料を聴き込んで猛練習してくださったことがとても嬉しく、安心して歌うことができました。
西野さんのリードに食らいつくドラムとベース。
煽るドラムに乗せられて、あんなにはっちゃけたのは私も初めてかも^ ^

遠征で楽しいのは、なんと云っても地元のミュージシャンとのセッション♫
今回のYaJu2連チャンは、多くの出会いと学びを頂きました。
なにより嬉しいのは、西野さんも私と同じ思いで楽しんでくれたこと。
帰りの車中では、2日間のライブで出会ったミュージシャン達の素晴らしさや、今後のYaJuの目標など
有意義なお話が沢山できました。
今後のYaJuにご期待くださいませよ!

Bar Match Boxの不思議な2階ステージへの階段を利用して出演者全員で記念撮影。
エエお写真だわ^ ^
image